火映撮影ガイドライン 2004,10,3(暫定)
 
撮影条件をできるだけ統一し、映像データとしての信頼性を高めようと思います。
 
@観賞用火映写真
各自が好きなように撮る。プリントする。交換する。自慢する。飾る。
 
A研究用・比較分析用火映写真
撮影データを記録、公開
暗い場所で筆記記録は大変なので、カセットテープ、ボイスレコーダを推奨。
ただし、通常は1、3、4はJPEGデータ内に埋め込まれているので、記録不要(ヨッシー)。
1、撮影日時 YYYY_MMDD_HHMM 例;2004_1003_2145
2、撮影場所 できるだけ詳しく 例;嬬恋村鎌原細原大笹五叉路
3、撮影機材 カメラ機種とレンズ 例;オリンパスE-20 50mm
4、露出データ F値、シャッタースピード、ISO相当値 例;F2 30S ISO320
5、R値 (Bの項目で計算方法を説明)
6、火映レベル 例;レベル3
7、その他 撮影時の状況 例;時折噴煙の切れ目から肉眼でも確認できた。
8、撮影者
 
B撮影条件の統一(暫定)
原則として以下の露出条件で撮影してください。"/"の左が分子、右が分母のわり算です。
{(シャッタースピード)×(ISO値)} /{ (F値の2乗)×1000} =2〜2.5
この値をR値と呼ぶことにしましょう。R値が大きいほど相対的に明るく写ることになります。
 
たとえばオリンパスE-20の場合
30秒×320 / 2×2×1000 = 2.4 となり、2〜2.5の範囲内なので合格です。

(上記条件で撮影 オリンパスE-20 R=2.4 早川隊員)

レンズ交換可能な一眼レフ(標準レンズ)の場合
10秒×400 / 1.4×1.4×1000 = 2 となりやはり合格です。
経験則でこのあたりが推奨露出です。

(上記条件で撮影 S2-Pro R=2.0 田中隊員)
 
上記は一眼レフデジカメの場合の暫定案です。
問題は銀塩(フィルム撮影)なのですが、あまりに*ファクターが多く、今のところ打開策がありません。
*フィルムの種類、メーカー、乳剤番号、プリント時の補正(主としてネガ)、スキャナーの設定など
 
C画像公開のルール
画像レタッチソフト(フォトショップなど)で画像処理は禁止。
画像サイズはWEB公開を考慮し、長辺640ピクセル(短辺はカメラによって異なる)、ファイルサイズは50KB程度。

D画像縮小ツール
画像の縮小には「縮専」というフリーソフトが便利です。→ダウンロード
インストールは不要です。デスクトップに置いて単体で機能します。
以下のように設定して、縮小したい画像を放り込むだけで、640pix・50KBになります。
「鮮鋭化」「彩度を上げる」は使用禁止。

*余談ですが、「簡易HTML出力」は、WEB作成の素人には非常に便利です。

E火映画像公開のイメージ

1、撮影日時 2004_1001_0430
2、撮影場所 長野原町北軽井沢群高
3、撮影機材 S2-Pro 50mm
4、露出データ F1.4 5S ISO800
5、R値 2.0
6、火映レベル レベル3
7、その他 時折噴煙の切れ目から肉眼でも確認できた
8、撮影者 田中千尋

以下はコピー用です
1、撮影日時
2、撮影場所 
3、撮影機材   mm
4、露出データ F  S  ISO
5、R値 
6、火映レベル レベル
7、その他 
8、撮影者